「ロジカルシンキング」って結局何?再度意味を理解したい、と思ったことはありませんか?今回はロジカルシンキングについて、具体例や簡単に身につける方法をご紹介します!
この記事は「ロジカルシンキングを身につけたい人」、「人と上手く話せるようになりたい人」「仕事ができるようになりたい人」向けの記事になります。
目次
ロジカルシンキングとは
そもそも、ロジカルシンキングとは、
「論理的な考え方とその技法」。つまり、「論理的思考法」のこと。
goo辞書
では、論理的とは何か?
論理的とは「合理的。理にかなっている。話の筋が通っていること」
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つまり、噛み砕いて説明すると、ロジカルシンキングとは合理的な考え方。話の筋が通っている話し方のことになります。
論理的思考を身につけておけば、
- 問題解決力が身に付く
- コミュニケーション能力が向上する
- 業務改善・業務効率化が容易にできるようになる
というメリットが得られます。
なぜ、ロジカルシンキングが必要なのか?
現在、企業が人材に求める能力アンケートの第一位は「コミュニケーション能力」です。
マナビニュース「**企業に聞いた「採用したい人材像」、1位は? – 2位意欲的、3位素直**」
https://news.mynavi.jp/article/20220914-2454444
コミュニケーション能力を高めるには、論理的思考が重要です。論理的思考を持っていない人は「支離滅裂な。めちゃくちゃな。不合理な」考えを持っている人になります。
例えば、天気予報が夜から100%の確率で雨だったとします。そのときに、「雨だから傘を持って行った方が良い」と言われるのと、「もしかしたら晴れるかもしれないし、傘はいらないよ」と言われるか、どちらが論理的でしょうか?
「100%の確率で雨」という的確なデータがあるため、「雨だから傘を持って行った方が良い」という方が話の筋が通っていますよね。
後者の話は理論的とは言えず直感的です。誰でも直感的な話を聞くよりも、論理的な話を聞きたいと思うはずです。
ロジカルシンキングを高める
ロジカルシンキングを高めるために誰でもできる簡単な思考法を紹介します。
- なぜを考える(なぜなぜ分析)
- 仮説思考
- PREP法
- 感情的思考を捨てる
順番に解説していきます。
なぜを考える(なぜなぜ分析)
当たり前だと思っていることが、よくよく考えたら疑問に思うことはありませんか?
例えば、「なぜ、サラリーマンはネクタイを付けているのか?」「なぜ、信号は青、赤、黄の三色なのか?」話の筋を通すには、原因を追求する必要があります。
今の時代、PCやスマホで調べれば、答えはすぐに出てきます。なぜを考える習慣化することで、論理的に話すクセが見につきます。
仮説思考
目標を設定し行動を起こすとき、まずは仮説を立てて結果を予測しましょう。仮説を立てることで、意思決定のスピードの向上が期待され、物事の全体像も見えるようになります。
例えば、今年の年間の売上額を1億円上げるとしたら、どのようなことをすればその結果が出るか、その際のリスクや問題点は?もし予想外の出来事が起こればどうすれば良いか?役員や上司に質問される前にあらかじめ自分でシナリオを考え仮説を立てておく。
そうすることで論理的に説明を行うことができます。
PREP法
PREP法とは、論理的に話すためのフレームワークの1つであり、文章作成の際に良く使われる手法です。
P(Point)結論→R(Reason)理由→E(Example)具体例→P(Point)結論の4つで構成されます。
実はこの記事もPREP法を基に作成しています。小説や映画の脚本など物語ではない場合、まずは結論から伝えましょう。
具体例
P・・・お金は大切だ。
R・・・なぜなら、商品やサービスに交換することができるからである。
E・・・例えば、生きるために必要な食べ物もお金で買うことができる。
P・・・だから、お金は大切だ。
感情的思考を捨てる
感情的思考はロジカルシンキングの最大の敵です。
こんな行動を起こしたことはないでしょうか?
・揚げ足を取る(ちょっとした言い間違いの指摘)
・根拠のない水掛け論(自分が言っている根拠がないことを正当化し話続ける)
・好き嫌いによる攻撃(嫌いな人が話していることは論理敵な事でも否定する。)
これらはまったく意味がなく無駄な行動です。これらの感情的思考は捨てて論理的に話すようにしましょう。
まとめ
今回はロジカルシンキングについて説明しました。ロジカルシンキングとは、「論理的思考法」のことであり、合理的な考え方。話の筋が通っている話し方のことになります。この記事でロジカルシンキングを高めるための具体的な手法も執筆しましたので、是非実践してみてください。
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